2013年12月03日

「富士の峰のぞむ丘 第一部」  第1話 

今日も何事もなく心地よい晩餐をむかえるはずの鴨瀬であった。
この地域は「新生会鴨瀬連合」が取り仕切り始めた平成元年より特にトラブルもなく今日に至っている。鴨瀬連合は総長鴨瀬、歳は取っているが若頭の小崎、飲まなければしっかりしている沢柳を中心に構成され、若手集団「中田組」(組長中田智)、飲食店の「バー・ジェージェーズ」(店主 切絵)、自動車整備の「鎌森モータース」(社長 鎌森)等を傘下に盤石な組織を築いていた。中田組は東尾、田高、滝川、豊玉ら若手が地域に良く馴染み住民からも信頼されている集団であったが単独での生計を組み立てるには至らず、東尾は世田谷勢多銀行本部、田高は鎌森モータースに勤め、また、滝川と豊玉は「タッキー&たま」を名乗り芸能活動に勤しんでいた。

鴨瀬が好物の秋刀魚の塩焼きで一杯始めようとしたその時であった。
「ちょっとご相談が」と顔を見せたのは切絵と鎌森であった。
「なんだ急に、タマゲルじゃないか」
「組長、最近世田谷勢多銀行がやたらうるさくなって、融資を渋ってるんですよ」と切絵。
「あそこは、今の支店長は、えーっと」
「二木明です」
「そうだよな。最近もの覚えが悪くて。孫の顔以外はすぐに忘れちまう。それで融資の窓口の担当は?」
「半立菅野夫っていう融資課長です」
鎌森がいつになく神妙な面持ちで答える。
「で、金が引っ張れないから貸せって言うのか」
孫の玩具に散在しあまり持ち合わせが無いのに鴨瀬が訊いた。
「そうは申しませんが私のところはまだ良いのですが、切絵さんのところはかなり厳しいんです」と鎌森。
「商売ってのは現金取引、儲けてなんぼ。基本に忠実にやれば怪我はしないのに」
したり顔で説教を始めた鴨瀬に切絵は
「小学校の旧オヤジ団体の元会長がツケをためて払ってくれないのです」
「その位で窮地に陥ってしまうのかい。聞けば小学校のお母さん方にえらくサービスして赤字になったらしいじゃねえか」
「いえ、そんなことは。ま、とにかく明日の音響設備を買うのにも四苦八苦で」
「音響?そんなん要るのかい、関係ないだろ。俺が育った信濃ではせいぜいあっても一家に一台ラジオくらいだったが。小さい頃はざざ虫、蜂の子と野沢菜がごちそうで…」
「総長、そんなことは聞いてません。音響は地域行事の際必要なんです。とにかく早く融資を実行してもらわないとニッチもサッチも行きません。取り敢えず十万円が必要です」
涙目で訴える切絵を横に鎌森が、
「総長、私からもお願いジャパーン」
「ようし、よくわかった。俺に任せろ。取り敢えず状況を確認し、分析し、対策を練ろう」
いつになく、普通の管理職的なセリフを鴨瀬が発した。そして携帯を取り出し、
「中田組長、どうも世田谷勢多銀行の動きがおかしいらしい、切絵のとこに上手く回してくれるよう根回してくれ。任せたからな」
俺に任せろと言った割には即行で中田に任せた鴨瀬であった。
「ま、誰でも良いですから宜しくお願いします」と切絵。
「ま、誰でも良いですから宜しくジャパーン」と鎌森。

その一週間前。
用賀駅上にそびえたつ高層ビルにある世田谷勢多銀行本店に二木はいた。
営業担当常務である大平澤に呼ばれていたのである。大平澤と二木は大学同窓で共に旧世田谷銀行の出身である。
「二木支店長、君はたいへんよくやっているとは思うのだが役員間では今の業績では君の実力からして物足りないという意見が出ているんだよ。辛いかもしれないが更に奮闘努力してもらいたい。ついては視野を瀬田に留まらず人気スポットの二子玉川の地域まで広げてみてはどうかね。その為には勢多地区の融資も絞らなければならないが」
と眼鏡のレンズを拭きながら大平澤。
「でも、あそこは玉川支店のテリトリーでは?」汗を拭いながら二木が答える。
「二木君勘違いしてもらっては困る。頭取が常々仰ってる地域の拡大化の一環だ。玉川支店は旧勢多銀行の砦だ。二木君に旧世田銀(世田谷銀行の略称)の意地を見せてもらいたい。地域を越えての活動はご法度だが徐々に人脈により拡がる地域拡大は頭取の望まれるところだ。既に溝ノ口支店にも川を渡り玉川地区への拡大化を指示してある」
なんとか頭取の評価を得て、取り敢えずは副頭取を目指したい大平澤は二木に有無を言わせなかった。
「わかりました、早速支店で新たなスキーム作りにかかります」
「君は私が周りの反対を押し切って勢多に据えた優秀な人材だよー。何とか期待に応えてくれたまえ。期待してますよ、二木支店長」
「ありがとうございます」
二木はそう言って常務室の部屋を出た。
取り敢えずは顧客の分析だ。いまひとつ業績の上がらない鴨瀬連合の傘下は実質破綻先としよう。
これからは大平澤の言うとおり二子玉川の時代かもしれない。
勢多二丁目、五丁目あたりからテリトリーを広げてみよう。
大きな目を更に広げ、業務のストレスからだいぶ白くなった髪をなびかせ高層ビルに向かい意を決する二木であった。

支店に戻ると二木の悩みを知らない行員たちがいつも通りに急がしそうにしていた。
支店長室に入る前
「半立課長、里主任、岡松主任チョット部屋に来てくれ」
資料に目をやっていた半立は広げた資料もそのままに支店長室に入った。
追いかけるように里と岡松も、
「実はさっき大平澤常務に呼ばれていたのだが、業績を伸ばすには二子地域も攻めろとのことだ。このまま勢多だけを相手にしていてはこれ以上の成績を上げるのは難しいとの常務の判断だ。何とかこの線に沿って新しいスキームを作ってもらいたい」
最初はきれいに並んだ大きめの白い歯を見せ微笑んでた半立だったが、話が進むにつれ眉をひそめ、
「でも、あそこにも支店が」
「私の言うことが聞けないのかね、半立融資課長。これは支店長命令だ。何が何でもやってくれ。このままでは溝ノ口支店が玉川地区に入り込んでくるぞ。君が出来ないと言うなら里君と岡松君に頼むまでだ」
半立はもはや二木の生贄は自分一人で十分と考えた。岡松を巻き添えにしてはいけないと。
「必ず勢多を、この街を盛り上げて見せます。ですから里、岡松は本来の業務に専念してもらいます」
「そんなことが出来るのかね」
「不可能ではない。そこに可能性がある限りベストを尽くす。それが私に与えられた使命です」
「もし、出来なかった時はそれなりの覚悟があるんだろうね」
「勿論です。でも、もし出来た時は、その時は潔く土下座して頂きます」
「その時はな。やれるもんならやってみな」
地域でそれなり融合を図り、それなりの実績を上げてきた半立にとって勢多をないがしろにすることなど到底無理な話であったが、全く聞く耳を持たない二木であった。

「地元を固めずに二子に進出しろという真意がわからない。事情が探れないか」
二木の指示に納得できない半立は本部事情通と言われる東尾に電話した。
「こちらもなんか怪しい空気だ、出来る限り調べてみる」
東尾は半立とは同期の入社であり、普段から本音で意見交換出来る相手であった。

勢多の秋はお祭りである。猛暑と言われ九月も残暑厳しかった今年、十月に入った途端に気温も下がり、ともすればセーターをもはおりたくなる程であった。この、祭礼を取仕切ることも鴨瀬連合の重要な任務の一つである。
氏子会の打合せで鴨瀬は、
「今年も例年通りにやりましょう」と一杯入った赤ら顔で口火を切った。
すると、二木から、
「勢多の活発化を図るため、屋台ももっと増やしましょう。銀行も地域の為、精一杯応援しますので銀行推薦の屋台の出店をお願いします」
年毎減っていく屋台対策には妙案であった。
「わかりました、是非お願いします。そうだ、確か前にウチにいた田井が上野毛二郎での修業が終わったらしいので、田井にも出店してもらったらどうだろう。そうしないと最近は茅場町の雷鳥(サンダーバード)に入り浸ってるらしいから、あっちに行っちゃうかもしれないし」と、鴨瀬。
すると横にいた小崎が、
「ラーメンですね。二郎か。麺固め油大め味濃いめ野菜ニンニク、食べたいなー」
「ありがとうございます。それでは本件は弊行の半立に担当させます」
二木は含みのある笑顔で答えた。

銀行勢多支店に戻り二木は半立に指示する。
「半立課長、今度の玉川神社のお祭りに銀行紹介で屋台の出店をお願いしたい。それで一つはロシア料理を提供するチャフラスカにしたい。会長のクーロンはここに連絡すればよい」
「チャフラスカですか?あそこは確か会長のクーロンと社長のクニーンが運営する会社ですね。既に当行からも融資されていますが業績も今一のようです。であれば秋慶のヤキソバとかジェージェーズの生ビールが」
「なにを言ってるのかね。今こそチャフラスカに稼いで貰わないと返済も覚束ない。ここはチャフラスカのピロシキを売ってもらって町に広めてもらうんだ」
「クーロン会長は日本に溶け込もうとクダラナイ駄洒落やお笑いで努力されている方だ。また、クニーン社長も運動会とかで活躍している。きっとお祭りでも人気になるはずだ」
半立は答える時も与えられず二木の指示を黙って聞いていた。
二木との話が終わると半立は携帯電話で東尾に
「東尾、やはり何かが変だ。二木が祭りに銀行紹介でチャフラスカに出店させるよう指示があった。勢多だけじゃなく二子玉川に進出を目論むのならチャフラスカの相手をしている場合じゃないだろうに」
それを聞いた東尾は
「確かにおかしい。常務の大平澤が何か画策しているようだ。気になるのだがこれということが出てこない。もう少し時間をくれ。それにしても、お前は頼み事ばかりだな。この代償は高くつくぞ。
二子なら鮨屋の逸喜優、用賀なら焼肉ラ・ボウフか鮨屋のいのうえあたりは覚悟しておけよ」
「わかった、ジェージェーズでもご招待するよ」
「あの高級バーか」
「ああ、あの高級バーだ」

その日はノー残業デーなので半立も早めに帰宅した。
「ただいま!」
「お土産は」と、お帰りなさいの一言もなく末っ子の中介(ちゅんすけ)が飛んできた。
「お土産はパパの笑顔だ、チュンスケ」
「そんなお土産要らないもーん」
奥から愛妻のマイが
「チュンスケったら。あなたお帰りなさい。食事にする、お風呂にする?」
「ササッと風呂にして、めしにする」
「わかりました、準備しておきます」
風呂に浸かりながらも半立の頭から大平澤、二木の顔が離れなかった。
食事は半立の好物吉野屋のハムカツとゲソフライであった。
もやしの味噌汁を差し出しながらマイが
「最近、溝ノ口が凄いらしいわ。なんでもロシアンブームでレストランも飲み屋さんもどんどん増えてるらしいの。ロシアンギャルが街にも結構歩いてるとか。あなたはそんな所に行ってないでしょうね」
「ロシア?そんなの興味無いよ。俺が興味があるのはマイだけだ。MYマイなーんて」
歯並びの良い大きな歯にもやしが挟まってたが半立は答えた。
(なんか朝からロシアというワードが多いな)
半立は何となく気にかかりながら食事を終え、チュンスケの無茶に付き合い疲れて床についた。
「ほんとにMYマイなの」
嬉しそうに聞くマイに、小さく鼾をかく半立であった。

翌朝も定時前に支店に着くと半立はお客様相談課長の米助に
「おはようございます。米助さん昨夜は如何でした?」
「昨日も海道さんの一人負け。可哀そうなくらいでしたよ。相変わらず小崎さんの横暴なリーチに完全に参ったみたいです。最近は支店長もやらなくなっちゃって、メンバー不足気味でセットするのが大変です。でも昨日はイギリス人の自称登山家スーサンボイルという人と一緒にやったけどコンコルドも国際的になったもんです。昔は占い師の朝野色幸さんやら、自転車でアイスを売っていた西内さんとか居たのになあ」」
「みんな米助さんが可愛がるから行かなくなったらしいですよ」
「そんなことないですよ。海道さんとか小崎さんはいまだに付き合ってくれてます」
「ところでロシア人は居ませんでしたか」
「他にも外人はいたけど、どこの国の人かは分からなかったなあ。じゃ、ちょっと海道さんとこに集金に行って来ます」
と、言いながら米助は背広の上着を椅子から取り外出した。
いつも米助は海道という名前を出すが、その素性はまだ分からなかった。
不意に後ろから二木が
「困ったもんだよ米助さんも。毎日のように地元交流だとか言って駅前に繰り出すんだから」
これを聞いて半立は、
「そうは言ってもこの支店が今日あるのは米助さんの功績もあるからで。あの人なつこい笑顔に参っちゃうんですかね」
「功績?ここらあたりの数字で納得してちゃあいけないんだ。もっと志を高くもってもらわなくては」と不愉快そうに二木が言った。

どうも二木がチャフラスカを祭りに出店させる意味がわからない。何かがあるはずだ。半立は携帯を取り鎌取モータースに勤める田高に連絡をとり、二木の動向調査を依頼した。田高は関西出身で就職にあたり山口組を目指したが入社テストで桜咲かず、上京した。学生時代から情報収集に関してはかなりのものであった。田高は同僚の「タッキー&たま」にもこの件を伝えた。一方東尾は行内の情報収集に明け暮れていた。
依頼後、半立は四人を雇う鎌森の所にむかい、
「鎌森社長、四人にイロイロお願いするので本業に影響するかもしれませんが宜しくお願いします」
五色のゴルフボールを手土産にお願いした。
「オーケー、ジャパーン。それにしても銀行さん融資渋って無いで貸してよ」
「多分今回お願いした件に関連するかと。私は地元の味方です。信じて下さい。この件暫くは内密にしておいて下さい」
「オーケー、ジャパーン」
何を聞いても同じく答える鎌森であった。

内密にする筈であったが、即行で鎌森は鴨瀬に伝えた。
「なるほど、それで銀行が融資を渋っているのか。それでチャフラスカってのが出店するのはなんでだ」
「今、うちの若いのが調べてますが、どうも今、溝ノ口で流行っているロシアンパブをチャフラスカが勢多にも出すらしいんです」
「そうか、でも若いロシアンギャルが神社でピロシキ売れば結構いけるんじゃないか。でも、このままだと勢多も低迷だな。何かしら手を打たなけりゃな」
「そこでですが、切絵さんとも相談したのですが、こちらはシニアレディーズバーを出そうかと」
「シニアレディーズバー?何じゃそりゃ」
「つまり、簡単に言うとおばちゃんクラブです。既に従業員にもあたりを付けておりまして、エリザベス、ジャン、フーミン、ガネなどです。店名は『サッカーダ』にしようと思っております」
「うちの雪代はどうだい?」
鎌森は立ちあがり、
「エキゾチック、ジャパーン」ととくに答えもせず帰路についた。

半立に田高から連絡が入った。
「エライこっちゃ、半立さん。溝ノ口のロシアンクラブに二木が頻繁に現れているそうや。なんでもママのユミーナとは結構親しげなそうや。なんか、祭りの屋台と関係あるんやないかと」
「そうか、お客様相談課長も最近駅前に支店長が現れないと言ってたがそういう訳か」
「ま、もうちょっと調べてみるさかい」
そう言うと田高は電話を切った。
田高との話が終わった途端、今度は東尾から電話が入る。
「半立、ビッグニュースだ。大平澤の夫人はロシア人だ。何でもロシアンクラブを経営しているらしい」
「えっ!」
「えっ、じゃない。確かな情報だ」
「ありがとう東尾、同期にお前がいて心強いよ」
ということはチャフラスカと溝ノ口のロシアンクラブは繋がっている。
なにかあるはずだ。
おそらくカネだろう。
何が何でも尻尾を捕まえなければ。
ロシアン旋風をこのままにしてはいけない。
何か妙案は無いか。
半立は沈思熟考を重ねた。
滝川からも連絡が入った。
「半立さん、地元の長男信用金庫にチャフラスカが別名義で口座を持ってるらしい。そして溝ノ口のロシアンクラブを経営するボルシチも口座があるらしい。隣に住んでて毎日、信用金庫に行ってる、須加須賀さんからの情報です」 

そして祭り当日。
神社には多数の屋台が並んでいたが一際目立っていたのが「チャフラスカ」であった。
「ハアーイ、おいちいよ。本場のピロシキだよ。並んで!並んで!一人五個までだよ」
長身に寒さを感じさせない黄色いランニング姿の社長が呼び込みに精を出していた。
「美味しいピロシキ、風呂敷でもピロリ菌でもないよ」
白髪でガムを噛みながら、会長が続ける。
とにかく売れている。人が集まりだした正午頃には一回目の仕入れ分は完売していた。
多分、今は3、4回目の仕入れ分であろう。
売上を入れる段ボールも紙幣が溢れている。
これも溝ノ口の影響か。
半立は木陰に隠れ動向を見ていた。
クーロン会長が紙幣を揃え始めた。
そんな時二木が現れ、
「会長、超繁盛だね。私も推薦した甲斐があったよ」
「支店長もお土産に買ってって下さいよ」
「それじゃあ4つ貰おうか」
「はい、1200円になります」
「悪い、細かいのが無くて。これで」と言いながら壱萬円札を渡した。
「ありゃあ、お釣りが…ちょっと待って下さい」」
やり取りの一部始終を見ていた半立は、それにしても一つ三百円とはいい商売だと感じていた。
「パパー、ピロシキ俺も食べたいよう」と、チュンスケ。
「仕方ない、これで買ってきなさい」と5百円玉を渡した。
列の最後尾に並んだ嬉しそうなチュンスケをマイがファインダーにおさめていた。
やがて手にしたピロシキをガブリと食べ始めた瞬間もマイが撮っていた。
やがて日も暮れ夜になるとクニーン社長の雄たけびは絶頂をむかえた。
境内ステージでの「タッキー&たま」の歌声さえかすんでいた。
この夜から勢多界隈にもロシアンが闊歩し始めた。
いっぽう田井が出店したラーメン屋台「一郎」もジロリアンの指示を集め長蛇の列をなし丼さえ足らない状況で、ステージを終えたタッキー&たまが手伝うはめになっていた。
「将来のジャニーズがこんなことしてていいのかな」と豊玉。
「ラーメン屋の手伝いじゃ、なんか演歌歌手のデビュー前みたいだな」とタッキー。
文句を言いながらも地元の為に協力を惜しまない二人だった。

翌日、半立が帰宅するとマイが嬉しそうな顔で写真を見ていた。
「チュンスケったら本当に美味しそうにピロシキ食べてる、ほら」
「どこどこ、ホントだ」
半立が凝視すると、後ろにクーロンと二木の姿がある。
お釣りを渡している気配であるがピロシキの袋が普通より大きい。
金だ!半立はピーンときた。
「マイ、お手柄だ。謎が何となく溶けてきた。さすが自慢の女房だ」
「えっ。ホント。役に立てたのなら嬉しい」

それからというものロシアンバーはでき、立ち飲みウオッカバーはでき、ロシア語会話教室まで出来て、まさしく地元商店会を脅かしていた。
『本日開店 ソシアルレディースクラブ サッカーダ』
打開策として満を持して華々しくサッカーダがオープンを迎えた。
派手なオープンにしようという沢柳の提案により黒井、小塚の勤める『ファイアーワーク勢多』に打ち上げ花火を依頼した。
この二人は勢多地区の花火師として有名であったが、凝り過ぎて火傷をすることが偶に傷であった。
女性全員がスチュワーデスの格好でお相手する評判はあっという間に勢多はもとより、二子、桜町、上野毛そして成城あたりまで伝わった。
「悪くないわねー。大繁盛よ。ジェージェーズの分までしっかり頼むわよ」
ご機嫌な切絵支配人であった。
そんなころ店の近辺を行ったり来たり、入りそうなそうでないような。
クニーンだ。
「いらっしゃい!今なら入れるよ」
「いや、会長がチョット様子を見て来いって言うから。俺は来たくて来たんじゃないから」
「ま、楽しんで行きなさい」
切絵はなかば強引にクニーンを店に連れ込んだ。
十分後。
「お姉ちゃん、好きなものドンドン呑んで頂戴。金なら心配いらないから」
クニーンのメートルが上がり始めた。
「うちの会社は世田勢多銀がついてるからね。支店長だって言うなりだよ」
聞いてもいないのに聞きたいことドンドン話してくれる。
「クニーンさんとこのピロシキ、祭りでは凄く売れてたわね」
微笑みながらエリザベスが訊いた。
「あれはピロシキって言うけど冷凍ミニ肉まんに衣付けて揚げただけの紛い物なんだ。よく、あんなの三百円も出して買うよ。もっとも、けっこうお小遣いもかかるけど」
やり取りは全てレコーダーに録音されていた。
「お小遣いって、半立さんに」
「バカーッ。もっと上の人。俺らはペーペーとは付き合わないから」
話の顛末を全て聞いた半立はシタリ顔でニヤ付いた。
すると突然、
「と、と、と」と叫びながらクニーンが倒れた。
短い時間に呑み過ぎたせいか顔色も青ざめ呼吸も正常ではない。
「誰か、救急車を」
赤いランプを回転させながら到着した救急車はオッサン玉川病院に向かった。
晴れの日に傘を貸し雨の日に取り上げるのは銀行だがサッカーダは呑み過ぎた客には濃いめの酒を、しらふの客には薄めの酒を出すという切絵の作戦が見事効を奏していた。

溝ノ口の情報を田高が仕入れて来た。
「半立さん、大平澤ってたいした輩でっせ。実はクラブのママのユミーネという妻が居ながら雪代姉さんにチョッカイだしてるみたいで。それにしてもサッカーダの話を聞いたら、もう二木も終わりでっせ。半立さん、一気に銀行にチクリまっか」
「いや、まだだ。地べたを舐めさせるまで。やられたらやり返す。倍返しだ」

クニーンの容態が良くない。すぐに手術を要するようだが、かなり難しいものらしく、自ら申し出るドクターはいなかった。
オッサン玉川病院長、吉良山昇は本来なら自ら執刀するところだが最近は指が太くなったため、失敗も多く、以前も裁判沙汰になり何とか顧問弁護士鮎河によって切り抜けた経緯があった。
「ヘッ、あんな難しいオペどうするかね?」と吉良山が事務長の三田野に問いかけた。
「あはは、参りましたね」と笑いながら答えた。
「でも、待って下さい、いいアイデアがありますから」
そう言うとドクター斡旋所に連絡を入れた。
群れを嫌い、権力を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけが武器のドクターX白山志麻が
「私、失敗しないので。私がオペします」と、名乗りを上げた。
「ドクター志麻、デートしようか」と、以前から狙っている三田野。
「いたしません」とニベもなく志麻。
「じゃあ軽く食事でも」
「いたしません」
「そんなー。チョット手ごわいオペをお願いする代わりに」
「オペ?オペは致します。でも、その他の事は致しません」
志麻は久しぶりの手応え有るオペの依頼を喜んだ。
手術は翌日に予定された。
「今回の執刀はドクター志麻に頼もうと思う」と吉良山院長は他のドクターに告げた。
腕利きを自任していた佐々目、石赤は内心不満そうにしながらも、
「御意」
と返事した。
しかし佐々目は元来カメラ好きで手術日は紅葉を撮りに行く予定であり、また石赤も忘年会の段取りで忙しくしていたので本当は好都合なのであった。

「クニーンさん、具合は如何ですか」
半立が見舞いに訪れた。
「どうもこうもないよ。あそこは悪い酒でも出してるんじゃないか。何か変な病気を併発して明日手術だって。その前にオネーチャンとデートしたかったのに」
クニーンは自らの容態の悪さを知らないようだ。
「明日の手術はかなり難度の高いものらしい。万が一ということも考えられる。思い残す事無いよう全てを話してくれ」
事態の重さを認識してクニーンは全てを語った。

「もし、俺が・・・。もし、俺に何かあったら、半立さんその時は、その時は」
「わかってる。俺が何とかする、あなたが全てを話してくれるのなら」
クニーンからチャフラスカとボルシチの真の経営者が大平澤であること、その大平澤が雪代目あてで何とか鴨瀬と雪代を引き離そうとしている事、売上の一部が裏金として二木に渡っていること等知っている事の全てを話した。
そうか、大平澤は二子を中心に溝ノ口、勢多地区を統括しロシアン商圏を築き、大金を目論んでいるのか。なぜ、雪代を・・・。そこだけが疑問で有ったが概ね把握した半立であった。

手術は難を極めた。
原因はクニーンが売れ残りのピロシキを食べ、それに含まれていたピロシ菌が体内で繁殖したことだった。
志麻は術後の対抗薬を一原博士が長年の研究を経てあみだした「シュンペイX」と「リョースK」を併用することにし、投薬した。
効果は絶大だった。
見る見るピロシ菌の数値が下がり始めた。

勢多界隈がロシアンの賑わいを見せる中、サッカーダは開店以来好調な売り上げを示し、支配人の切絵はジェージェーズを閉めてこちらへの専念を考えていた。しかしながらジェージェーズ開店以来の贔屓筋である村野、原三、藤後、折口、山遠、木笹は何とか継続を求めていた。
「このままじゃ、切絵さんお店閉めちゃうかもしれない」
と、普段口数の少ない村野がつぶやいた。
「ロシアン排他運動を起こそう。我々が立ちあがる時が来た。平成維新だ。平成白虎隊の結成だ」
眼鏡を光らせながらストック片手に藤後が叫んだ。
するとタブレットを見ていた木笹がが、
「平成白虎隊ってのは既に商標登録されてますよ」
「えっ!」と一同。
「じゃあ、平成に幸運をもたらすということで平成運虎会でどう?」
山遠の意外な提案ではあったが、一同流行りの返事で
「御意」となった。
原三のスピード、藤後のスキー技術、折口の人なつこさ、山遠の実直さ、木笹のゴルフ仲間へのアプローチ等が上手く噛み合い効果は抜群であった。

平成運虎会はその人脈、学校関係者等あらゆる手を駆使し商店会利用を依頼した。
その甲斐あって、徐々にではあるが売上も増え、また折口の甘い囁き戦術によりロシアンギャルまでがジェージェーズに来店することも稀ではなかった。
閉店を考えていた切絵であったが、根っからゲンキンな男である。
「店が手狭になってきたわ。どこかに移転しようかしら」
売上は文字通りうなぎ上り。来客として来たロシアンギャルがが客を呼ぶという珍事が続いた。
一方、ロシアンクラブは主軸の社長クニーンを欠き、水泳にウツツを抜かす会長クーロンとあってはお先が知れる状況となった。

概ね大平澤の策略のもと、二木がチャフラスカから賄賂を受け取っていたことはクニーンから聞いた。ここ迄くれば二木を問い詰めるしかない。半立は支店長室に向かった。
「支店長、勢多の勢いが戻ってきました。だいぶロシアンには苦労しましたが。なぜ今ロシアンなのか。その謎も解けました。支店長あなたは」
「私は指示に従ったまでだ。私の、私の懐にはそんなには残っていない。ほとんどは」
とまで、言いかけて唾を飲み込んだ。
「ほとんどは、どうしたんだ」
「それは、それだけは」
「言えないと言うのか」
「ならば、悪いが全てをあからさまにするしかない」
「わかった、言う。大平澤だ。大平澤はああ見えて中国人だ。小金糖の実の弟だ。だから、あんなにロシアを苛めて稼いでいるのだ」
「中国、ロシア、勢多」と呟きながら半立は推測を始めていた。
「お願いだ、何とか、何とか」
と二木が言いかけた時、副支店長の近同が入室。
「支店長、奥様です」
「近くまで来たので。こちら皆さんで召し上がって下さい」
支店長の妻、木眞子はかねこの和菓子の入った袋を応接のテーブルに置いた。
「ありがとうございます。早速頂きます」
近同は嬉しそうに袋を抱え退室した。
不愉快そうに二木は、
「いま、大事な話をしてるんだ。用が無いなら」
と、言いかけたところで木眞子が、
「こちらは」と訊いた。
「融資課長の半立君だ」
「半立さん、奥様からお噂はかねがね」
と、言いながら半立に歩み寄り、
「どうか主人を宜しくお願いします」
半立の手を握り、
「こんな主人ですが、どうか、どうか宜しくお願いします。突然に失礼しました」
木眞子は一礼し退出した。
滅多に妻以外の女性から手を握られたことのない半立は、自慢の大きな白い歯を隠そうとしても隠せなかった。
「いいお奥様じゃありませんか。今回のロシアン疑惑を銀行本部が知れば御家族も悲しい思いをすることになるでしょうね。あなたもクサイ飯を食わなければならない。家族の皆様も切ない思いをしなければならない」
「それだけは、家族にだけは」
切願する二木に向かい、半立は二木の胸元をつかみ
「家族がいるのはお前だけじゃない。苦しむがいい。俺は容赦はしない」
とだけ言い残し自席に戻った。

「課長、二木さんどうでした」と岡松が聞いていた。
「だいぶ堪えてるな」と半立。
「ここでもう一鞭いれるか」と言いながら再び支店長室に向かった。

「支店長、お約束を守って頂きましょう」
「約束?」
「私と里と岡松を希望の部署に異動させてくれれば刑事告訴はしません。私は本部営業セクションの次長として。それと約束をお忘れでしょうか?土下座して頂きます」
「土下座?お安い御用だ。毎日妻にしていることだ。それじゃあ」
と言いながら、いとも容易く二木は正座し頭を下げた。


第2部につづく
posted by おやじ at 17:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説 富士の峰のぞむ丘 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月01日

瀬田小おやじの会公募登山(2013.11.24)

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今回は、所用のため欠席された方もおいでになりましたが、総勢13名で、富士山の景観を楽しむため、箱根の明神ヶ岳(標高1169m)へと行ってまいりました。
 登山口近くの最乗寺では、素晴らしい紅葉を見られ気分は盛り上がっていましたが、和合下駄そばからの登山道への近道でいきなりの急登。
登山デビューや数年ぶりに再開された方は、いきなりの急登で先行きに不安を覚えたことと思います。
 途中で眺望が開けた際、また山頂で富士山がドーンと見えた際には、一同登ってきた苦労が報われたと感じていました。
 山頂ではゆっくりと昼食を取り、先の明星ヶ岳を目指しましたが、日没時間の関係で、途中別ルートへと変更しました。
 下山ルートは急坂で、皆さん、手(足)を焼いていましたが、時間をかけてゆっくりと無事バス停まで下山しました。翌日以後、太ももの筋肉痛に襲われたのは、言うまでもありません(笑)。
箱根湯本駅からそのまま帰路に就く者、温泉に入りに行く者と別れ、天候に恵まれた山行を終了しました。

□行きの電車(参考)
6:14用賀駅(田園都市線)、6:45渋谷駅(湘南新宿ライナー)→8:03小田原駅、8:12小田原駅(伊豆箱根鉄道)→8:33大雄山駅、8:40大雄山駅バス停→8:50道了尊バス停

□ 登山(参考)
9:15道了尊(最乗寺)→10:10見晴小屋→10:50神名水→12:10明神ヶ岳(昼食60分)→14:00宮城野分岐→15:20宮城野バス停

□立ち寄り湯
箱根寮(箱根湯本駅前から無料送迎バス有)


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登山出発点のある「大雄山最乗寺」へ向かう。最乗寺は14世紀建立の曹洞宗の寺。


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AM9:00登山スタート。木漏れ日の中を歩く。


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明神が岳中腹から見る相模湾と小田原・横浜方面。うっすらと三浦半島が見えた。


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正午明神が岳頂上に到着。頂上に着くと展開するパノラマに歓声。


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山ガールデビュー。


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山ガールデビュー。


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広い山頂で昼食。何を食べても美味い。


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明神が岳から見る富士山。手前の山は金時山。右後方に北岳、甲斐駒ケ岳。


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宮城野分岐から急坂を下山。


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無事宮城野バス停に到着。後方の山が今までいた明神が岳。


文責 三原和也
写真・キャプション 須永栄信



posted by おやじ at 10:34| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月01日

新橋駅前「チャーハン王」

新橋駅前ビルの地下に「チャーハン王」なる店に行列あり。隣の「おかだ」に行くつもりでしたが、なぜか行列の後ろに。セット880円を頂きました。たいへん旨いかというとわかりませんが、多分こういう店はリピートするうちにはまっちゃうのでしょうね。

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posted by おやじ at 19:38| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 御麺下さい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月20日

第17回 藤曲杯 おやじゴルフコンペ

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5月13日、第17回藤曲杯瀬田おやじゴルフコンペが開催されました。今回のゴルフコンペは、老若男女入り乱れての参加で、華やかなゴルフコンペとなりました。結果は、現在英才教育中の佐々木愁也君(佐々木某君の隠し子)が居並ぶ強豪・酒豪を抑え優勝しました。次回のコンペでは、常連参加選手の奮起を期待!

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※コメント編集中

文責 : 須永
posted by おやじ at 16:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月13日

お花見 2012

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2012年4月8日(日)、恒例のお花見を砧公園で開催しました。今年は絶好のお花見日和。当日は、他の行事と重なったためにやむなく参加できないおやじ達もいましたが、例年通りいつもの場所に集まり、満開の桜の下で楽しい一日を過ごすことが出来ました。朝早くから場所取り・設営をされた田中会長ほかおやじのみなさん、お疲れさまでした。

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いつもの場所。

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満開。

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満開。

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田中会長、早朝から準備。お疲れさま!

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飲み始め。あたりも満員!

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ザ ファミリー!

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オーケーピザでピース!

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とーちゃん、のどかわいた!


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「わかった?!」「・・・・。」

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歌も始まる。

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横須賀ママ。

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雪江姐さん。

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子供好き。


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楽しそう♪

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するってぇとぉなにかい?

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じい、しあわせ。

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みなさん、お疲れさまでした。

柳沢さん、平山さん、写真撮影ありがとうございました。


写真 : 柳沢・平山
文責 : 須永




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2012年04月11日

金峰山登山 2012

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2012年4月8日(日)、瀬田おやじの会・登山部(部長:平山史眞さん)は、雪の金峰山に登ってきました。金峰山は山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2,599mの山で、奥秩父の主脈に位置し、秩父多摩甲斐国立公園に指定されている日本百名山のひとつです。山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼びます。
おやじ登山部は昨年の7月にもこの山にトライをしましたが、そのときは時間切れで登頂できませんでした。今回はそのリベンジも兼ねて、三原隊長以下、平山部長、須永隊員、岡田隊員の4人パーティで雪の金峰山に挑戦となりました。当日は快晴無風の絶好のコンディションで、アイゼンをつけた登山靴で氷と雪の登山道を登り、約4時間の行程で山頂に立ちました。また、頂上では360度の素晴らしいパノラマを堪能することが出来ました。

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朝5時の双葉PA。快晴の空、南アルプスの上に満月。

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出発準備完了。
左から、岡田隊員、平山登山部長、三原隊長

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昨年と同じコースをスタート。

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アイゼンをつけて氷の登山道を登る。

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昨年はこの砂払いの頭で時間切れだった。

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森林限界を超える。

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左前方の頂上に向けて慎重に登る。左に転べば即滑落。

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孤高の人。

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頂上ふもとにある五丈岩。信仰の対象。

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もう少しでピークへ!

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金峰山山頂。

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八ヶ岳。

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富士山。

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南アルプス。北岳と間ノ岳。

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何度来てもいい山だと思った。


おやじ登山部に部員資格はありません。登山をしたい方、ご一緒に登りましょう。歩きましょう!

文と写真 : 須永
posted by おやじ at 20:27| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | おやじ登山部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月09日

ぶらおやじ 春編

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2012年3月4日(日)、ぶらり旅企画「ぶらおやじ」を実施。阿部さんと入江さんの二人が、都内近郊を散策してきました。ぶらおやじといえば、やはりビール工場見学は「お約束」。用賀を9時30分発。府中本町から徒歩12分くらいでサントリービール工場に到着。1時間ほど見学してビールで乾杯!その後府中郷土の森へ移動、12時30分からプラネタリウム「バースストーリー」鑑賞(1時間弱)。園内の古民家、梅林散策&昼食をとり、バスで府中本町から帰宅したゆるゆるの楽しい旅でした!
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ビール工場から、いざ府中郷土の森へ!
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缶ビールも注ぎ方しだいでおいしくなります。
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ビール工場見学でビール試飲後案内嬢をナンパするオヤジ。
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運転手は君だ!
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世の中の火消しは任せてね。
 
※入江さんの写真と文章が間に合わず、阿部さんの写真のみ掲載しました。
 
写真とキャプション : 阿部
文責 : 須永
posted by おやじ at 11:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月29日

おやじの会in志賀高原一の瀬スキー場 2012.3

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3/23(金)pm9:00に雨降る中、瀬田小おやじ倉庫前に総勢19名(大人9名・子供10名)が集合し、関越自動車道・上信越自動車道を走り抜け、志賀高原一の瀬スキー場を目指しました。途中、横川SAで休息をとり信州中野ICを降りるころには雨も止み、市街地から山道に入りダイヤモンドホテルに到着したのは、日も変わり24日(土)のam2:00前、荷物を降ろし部屋に入り到着の乾杯。『志賀高原、自転車おじさん』の話で盛り上がり気がつけばam3:00になり本日は就寝。翌朝、起床隊長の三原さんの声で起床し、外を見ればうっすらと雪景色。
朝食を済ませスキー場に繰り出し、初心者の子供たちはスキー教室に入り午前・午後と基本を教わり、滑れる子供たち後藤スキー部部長の指示の元、大人と一緒に滑りまくり、1日目の最後に全員で一滑りし宿に帰りました。
言うまでも無くホテルに戻り、風呂から上がればプシュッ!プシュッ!と音がし、夕食前の宴会が始まり、気がつくと夕食時間になり、会場のラウンジへ移動。後藤部長が、ホテルのスタッフに『一升瓶ないの〜』というと、しばらくすると『オーナーからのサービスです』とスタッフが一升瓶を差し出してきました。その後も焼酎のボトルも頂き、横須賀さんにご迷惑お掛けしたかも?・・・・・
部屋に戻り3次会が始まり終わったのは、日も変わり25日am0:00過ぎでした。
最終日も、朝から滑り昼食終了後にホテルで着替え、pm3:30頃に瀬田へ向けて帰路に着きました。帰りは中央道経由で双葉SAにて夕食をとり全員集合し解散、各車ごとに帰路に着き各自pm11:30頃には自宅に到着し、【おやじの会in志賀高原一の瀬スキー場】は、無事に終了いたしました。

『志賀高原、自転車おじさん』に会いたい方は、是非次回のスキーに参加してください。
もしかしたら運がよければ会えるかも知れません!後藤さんと菅野さんは、今回会えませんでした。


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ホテル前で集合写真

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お疲れ状態ななこちゃん

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アミちゃん

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シュンスケ&リンちゃん

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チナミ&リン&リキ

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ミユちゃん

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リキ

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横須賀さん転倒

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横須賀ママ

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管野夫婦

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管野ママ

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後藤夫婦

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三原さんとアミちゃん

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上条さん

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菅野家長男

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奈津美

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集合!


文と写真 : 野村 智
posted by おやじ at 15:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | アーカイブ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

多摩川リバーサイド駅伝 2012

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3月18日(日)、瀬田オヤジの会の瀬田JCは、多摩川リバーサイド駅伝に参加しました。この大会は一昨年も参加した大会で、川崎の高校生の公式大会にもなっています。瀬田JCはショートの部、ロングの部にそれぞれ1チームがエントリー。前日まで降っていた雨の影響でコースコンディションはよくなたったものの、みなそれぞれのペースで多摩川沿いのコースを走り抜けました。結果は、ショートの部が250チーム中152位、ロングの部が268チーム中59位と健闘しました。レースの後は会場をさっさと引き上げ、鹿島田駅前の庄屋で打ち上げの酒盛りをして互いの健闘を称え合いました。みなさん、お疲れさまでした。コーディネートしていただいた三原監督、ありがとうございました。




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瀬田JC 参加メンバー
中央は三原監督

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ロングの部メンバー
左から
須永(オヤジの代走)、岡田さん、田中さん、法月さん、木下さん

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ショートの部メンバー
左から
松浦さん、青木さん、櫟木ママ、鮎川さん


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ショートの部 3区 松浦さん

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ショートの部 1区 鮎川さん

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ロングの部 4区 田中さん


【リザルト】
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※走っている写真がうまく撮れず走者全員の写真を載せられませんでした。ご了承のほど。


文と写真 : 須永

posted by おやじ at 14:09| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 瀬田JC(ジョギング同好会) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月25日

八ヶ岳・北横岳登山 2012

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2012年1月22日、おやじの会・登山同好会は、冬季雪山登山として北八ヶ岳にある北横岳に登りました。北横岳(きたよこだけ)は、八ヶ岳連峰北部(北八ヶ岳)の北部に位置する、標高2,480メートルの山です。ルートは比較的容易な登山ですが、アイゼンやピッケルなど雪山登山に必要な装備も必要です。もちろん天候が悪化すると遭難の恐れもあるのが厳冬期の登山ですので、悪天候の場合、すぐに撤退する必要があります。今回は4人パーティ(隊長 三原さん)です。瀬田を朝4時半に出発したときは、天候は雨でしたが、八ヶ岳に着いたときは奇跡的に晴れ、絶好の登山となりました。ただ、北横岳山頂に立った直後から雲が登ってきて、あっという間に視界不良になり、計画を変更して、そのまま下山となりました。


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ピラタスのロープウエイで坪庭に到着。


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奥から三原隊長、平山隊員、岡田隊員(ご存知焼き鳥サポーター)。


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昨日までのドカ雪。木々に重くのしかかっているが、サラサラの粉雪。


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もうすぐ頂上。右奥が南八ヶ岳。


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北八ヶ岳の最北の蓼科山。その後ろは北アルプス。


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頂上(北横岳南峰)で記念撮影。平山隊員の右後ろに浅間山が見える。


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海老の尻尾。頂上は、吹雪けば留まれない寒さ。

写真と文 : 須永
posted by おやじ at 11:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | おやじ登山部 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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